マルウン商事株式会社 (旭川まるうんトラベル)

http://www.maru-un.co.jp/

住所:旭川市宮下通10丁目3番2号 マルウンホール内
登録:2002年5月
登録番号:北海道知事登録 2-442号
代表:代表取締役  奥 明人 様
トラベルワーカー導入時期:2017年1月

《マルウン商事様》について

当初は、北海道 旭川で地元の運送業を営まれている親会社の事業部として旅行業をスタートされ、2002年5月にグループ会社のマルウン商事様に旅行業務を移管されました。旅行業のほかに、保険業務、北海道産品の物販販売なども行っておられます。旭川が本社で、カウンター販売・団体旅行・着地型ツアーなどを取り扱われ、札幌営業所では一般募集の着地型バスツアーを販売されています。

インタビュー年月:2018年4月
■お話をお伺いした方:酒井 秀憲 様 (管理部 部長)

Q.会社の特長やセールスポイントをお聞かせください

旭川での旅行業務取扱も長いので、地元に密着し大手旅行会社とは違うひとりひとりのお客様へ細やかなサービス提供を心がけています。国内旅行、海外旅行、個人から団体旅行まで幅広く旅行商品を取り扱っています。また、札幌営業所では札幌を起点とした着地型の募集ツアーを販売し実績を伸ばしています。

Q.システム導入にあたって、とくに重視された点は?

トラベルワーカーを導入する前は、一般的な販売管理パッケージソフトを利用し会計ソフトと併用して使用していました。売上や売掛管理は行えましたが、原価管理がなく正確な収益の把握が難しかったです。また旅行業専用ソフトではない事と受注ベースでの売上計上でしたので、売掛・売上の数値などが出発日までに大幅に変動し、先の売上予測が立てにくいなどの問題がありました。使用していた販売管理ソフトの保守の更新時期が迫り、更新にはたくさんのコストもかかるので、更新に合わせ旅行業専用システムへの切替を検討しました。重視したポイントは、システムコストが安いことと会計処理でした。最終的には他の部門と合わせ旅行部門の実績も会計システムに取り込まなければならないのでうまく連動出来るかが大きなポイントでした。管理部と現場(旅行部門)で導入プロジェクトチームを作り、複数社のシステムを検討しました。グループ全体の会計システムをサポートしてもらっている地元のシステム会社にも検討に加わってもらい、コスト・機能・操作性など総合的に判断しトラベルワーカーに決定しました。

Q.トラベルワーカーを導入して良かった点は?

導入当初は現場担当者にも戸惑いがあり、入力が面倒というような声もありましたが今ではすっかり慣れ、スムースに稼動しています。現預金の入出金管理も円滑に行え、ミス・漏れなどがあればすぐに見つけられるので有り難いです。当月や先々の見込み、収支も簡単に把握でき親会社への報告にも活用しています。会計システムへの連動については、トラベルワーカーに備わっている金銭データ(入出金)の抽出機能や手配・売上・仕入明細データを活用し、抽出したデータを会計システムに取り込むための変換ソフトを地元のシステム会社に開発してもらいました。面倒な伝票入力作業もなく、日時・月次処理も時間がかからず大変助かっています。当初の目的だったコスト削減も実現できました。アイディディさんは会社が大阪で、旭川と離れておりサポート面など少し心配していましたが遠隔リモートでこまめに対応してもらえるので、全く問題ありません。

Q.WEB連動 募集型企画旅行システムに関して?

■お話をお伺いした方: 青山 正勝 様(常務取締役)

当社は札幌営業所で札幌発の一般募集のバスツアーを販売していますが、以前は自社サイトから無料の予約受付ソフトを利用し予約を受け付けていました。集客のメインはポータルサイトですが、自社サイトからの予約を増やしたいと考えていました。基幹システムとしてトラベルワーカーを導入したので、オプションシステムの『WEB連動募集型企画旅行システム』を後から追加しました。以前に比べると予約も増えてきました。基幹システムへ自動的に予約カルテも作られ手間がかかりません。まだまだポータルサイトからの比率が高いので、今後 自社サイト経由の予約を増やしていくことが課題だと思っています。

Q.トラベルワーカーの今後に期待する点は?

システムは機能的には全く問題なく、逆にまだまだ使いこなしていないのが現状です。集計の処理時間がもう少し速くなれば嬉しいです。また、集計結果画面に指定した条件(出発日期間、部署など)が一緒に表示されればいいと思います。今後、ToDo管理機能などを活用してスタッフ間の作業を共有し、お客様へのサービス向上や残業時間の削減などにも役立てたいと思っています。引き続き、システムの成長を期待します。