奄美航空ツーリスト
住所:鹿児島県奄美市名瀬入舟町8番21号
設立:1986年4月
登録番号:登録番号 鹿児島県知事登録 旅行業第2-115号
代表:有村 昌造 様
トラベルワーカー導入時期:2010年7月
《奄美航空ツーリスト様》について
奄美航空ツーリスト様は鹿児島県奄美群島の奄美大島に本社を置き、群島内の島々5ケ所に旅行カウンターを展開されています。もともと60年ほど前に大島運輸 航空部として東亜航空(現 日本航空)の奄美地区総代理店として空港ハンドリング業務を開始されたことがスタートです。その後、1983年に大島運輸から独立し、奄美航空を設立されました。3年後に旅行業登録を取得され、奄美航空ツーリストとして旅行商品を販売されています。旅行事業のほかに、空港ハンドリング(旅客・貨物)、ホテル経営、バス事業など様々な事業を展開されています。
インタビュー年月:2022年3月
■お話をお伺いした方:烏野 耕三 様 (旅行部 部長)
Q.会社の特長やセールスポイントをお聞かせください
奄美群島という離島の立地から、空路および海運路の交通手配を主として地元発の旅行需要を主に対応しています。空港ハンドリング業務も行っているので、悪天候時の航空便予約変更などお客様への細やかな対応を得意としている事が当社の強みだと思います。また、自然豊かなロケーションを持つ観光地としての奄美群島で、着地型観光の事業者の方々とのタイアップによる、地方活性化の事業展開も担っています。
Q.システム導入にあたって、とくに重視された点は?
当初はExcelを利用して管理を行っていましたが、取扱量も増え煩雑になってきたのでシステムの導入を検討しました。主として、販売・収入管理の合理化・厳格化をIT活用で進めることが目的でした。複数社の旅行業務支援ソフトを比較検討した結果、専用サーバーが不要で、導入当時は脆弱だった奄美群島のネットワーク環境でも問題なく稼働するトラベルワーカーの導入を決定しました。当社のニーズにマッチした基本機能、導入初期費用及びランニングコストがリーズナブルである点を評価しました。
Q.トラベルワーカーを導入して良かった点は?
2010年3月にトラベルワーカーは発売されましたが、その2ケ月後の5月に導入しました。当初は、まだまだ機能的にも不十分なところがありましたが、システムがバージョンアップされる過程で、こちらのニーズも積極的に取り入れてもらえ喜んでいます。様々な改善事項から、各ユーザーが必要とするものを選択して追加採用することで各社のニーズに合ったソフトとして活用でき、大変満足しています。トラベルワーカーを導入して12年となりますが、これまで大きなトラブルもなく安定して稼働しています。当社の店舗の中には365日無休で営業する店舗もあるので、保守作業などで停止時間のないトラベルワーカーは助かっています。
Q.トラベルワーカーの今後に期待する点は?
トラベルワーカーには様々な機能がありますが、当社は現在 販売・収入管理をメインとした限定的な使い方をしていて、その範囲内では大変満足しています。システムの権限が「管理者」「一般」のふたつですが、もう少し細分化されれば嬉しいです。具体的には、仕入先マスタを誰でも登録できないように制限する権限など。今後、現在使用していない機能なども使い、活用範囲を広げて行きたいと思います。これからもユーザーのニーズを取り入れ、システムが成長していくことを願っています。